山イラスト of キャブデザイン

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山イラストと山歩きの記録

山イラストと山行コメント

山歩きを趣味にして18年が経ちました。10年くらい前から、撮った写真を元にイラストを描き始めました。自分では写真をトレスしているので、トレストレーションと呼んでいます。作品はまだまだ少ないですが、これからもコツコツためていこうと思っています。

燕山荘

燕山荘0826.jpg剣ズリより2013年8月12日

 岩のごつごつした剣ズリの道を、梯子や桟道を幾度も超えて南へ向かう。左手にエメラルドグリーンの高瀬湖、その向こうは烏帽子岳や野口五郎岳の稜線が横たわっている。奇岩が折り重なる剣ズリ、南へ回り込んだ先に燕岳、その左に燕山荘。背後には大天井岳、東大天井岳が見える。憧れていた稜線に時を忘れた。

燕山荘:創設は1921年(大正10年)、アルプスでも有数の歴史を誇る山小屋のひとつです。「明るく楽しい」山小屋作りをモットーに、赤沼千尋、淳夫、健至と三代のオーナーに脈々と受け継がれてきています。(燕山荘HPより抜粋)

五竜岳

goryu1.jpg鹿島槍ヶ岳北峰下部より 2007年8月14日(火)

 のんびりと休んだ五竜山荘を9時5分に出発。五竜岳まではひたすらの登りとなるのに、相変わらず照りつける太陽の暑さとザックの重さが歩みをにぶくさせる。少し進んだところで、上からテント場で知り合った人が下ってくる。ザックを五竜山荘前に置いて、空身で登って来たらしい。これから遠見尾根から下山すると言っていた。お互いに「お気をつけて」と別れた。
 長く感じた登りを終え、ようやく10時40分五竜岳山頂に到着。山頂は360度の大展望、見渡す限りの山々に心が踊る。ガスもなく、遮るものがない。鹿島槍ヶ岳がキレットの向こうで堂々と胸を張っている。作家深田久弥さんが百名山に選んだ理由が分かるような気がする。膨大な塊がこの山に全てを納めたような感じがするのだ。感激が胸にあふれるようだった。

五竜岳(2814m)後立山縦走の核心部に位置する眺望抜群の一峰。

剱岳

Turugi.jpg前剱より 2008年7月21日(月)

 微かな朝の光が感じられる4時、テントのジップを引き上げ外に出る。空は雲に包まれているが、この分なら今日は雨を降らせるようには思えない。ヘッドランプを手に持って、剱沢のテント場から劔岳の頂を目指して出発する。
 野営管理所前を通り、剣山荘までの道で少し迷ったが、一服劔に5時頃着く。少し休んでから岩屑だらけの道を大岩目指して登る。前劔の頂に5時40分。白い霧が一面に貼り付いているが、朝日が辺りを明るくしている。しばらく休んでから出発、この先から岩だらけの登下降を繰り返す。
 門と呼ばれる場所を通過、クサリ場の岩を回り込んで、さらにクサリを伝って20メートル程を下降。平蔵の頭から平蔵のコルの雪場を通過、あっけなくカニのタテバイに取付く。ピンを頼りに登って行くと、いつの間にか青空が広がりつつある。まるで、山に祝福されているような幸せな気分になる。ガスが太陽と反対側から上がって来てブロッケンを作り、初めてですと登山者が興奮していた。太陽に向かいながら山頂を目指すとさらに青空が広がり、山頂に着くまでに富士山や槍ヶ岳が雲海の上に頭を出すので、写真を撮るのに忙しい。7時10分、2999メートルの劔岳山頂に到着した。

剱岳(2999m)2009年映画化された新田次郎氏の小説「点の記」でも有名。岩と雪の殿堂と言われる。

槍ヶ岳

Yari-1.jpg大喰岳より 2006年8月13日(日)

 槍沢のテント場を6時過ぎに出発する。登山道は大曲を過ぎたころから傾斜がきつくなる。人が数珠つなぎで登山道を行く様子は蟻の行進に似ている。7時25分、天狗原の分岐に到着。今日は朝から直射日光が容赦なく照りつけているので、のどがやたらと渇く。
 坊主岩を過ぎ、殺生ヒュッテの分岐手前で、ようやく槍の穂先きが見えて来る。ここから槍の肩まではジグザグの砂礫を登る。荒れる息を整えつつ、休憩を繰り返し10時45分、槍ヶ岳山荘の小屋前に到着。
 5分程休んでから穂先きへと向かう、すでに大勢の人が登山道を埋めている。渋滞の中、30分かかって山頂に到着する。すばらしい展望、360度の眺め、3180メートルの山頂でしばし時を過ごした。

槍ヶ岳(3180m)北アルプスのシンボル的存在。日本のマッターホルンとも呼ばれる。

鹿島槍ヶ岳

kashimayari-1.jpg鹿島槍ヶ岳北峰より 2007年8月14日(火)

 この年一番の宿泊客数だったキレット小屋を、5時45分に出発。小屋からは岩場のいきなりの急登。考えても見れば、ここはキレットの真ん中。当然と言えば、当然。
 ひと登りの後、こんどは岩場の下りにかかる。今回初めてと思うくらい、快調な歩みで鹿島槍ヶ岳の北峰の鞍部に到着。あまりの快調さに八峰キレットがまだ続くのかと思っていたら、分岐を示す道標が立っていた。ザックを降ろし、空身になって北峰へと向かう。従走路からはずれてしばらく登ると、すばらしい眺めの北峰に7時20分到着する。
 まさに360度の大展望。おまけに晴天の下、白馬岳から雲海に浮かぶ浅間山、八ヶ岳その隣に富士山、右に南アルプスの山並。鹿島槍ヶ岳の南峰の稜線上に布引山、これから向かう冷池山荘。爺ガ岳の右側に種池山荘の赤い屋根も見ることができる。立山や劔岳もすっきりと姿を見せている。飽きることのない眺めを満喫してから下りにかかる。下りの途中の鞍部に雪田がある。ザックを登山道の傍らに置き、雪田に下って雪をかき出し、ビニール袋につめる。これを南峰の頂上まで持って行って、体を冷やそうと思った。雪をつめたビニール袋をザックにくくりつけて、再び南峰目指して歩き出す。南峰には8時30分に到着した。

鹿島槍ヶ岳(2889m)南北2つの双耳峰を持つ。後立山連峰の盟主的存在。

赤牛岳

suisyo-01.jpg水晶岳より 2009年8月14日(金)

 東沢乗越から始まる水晶小屋への登りを喘ぎながら登りきり、11時45分水晶小屋に到着した。ザックを下ろし、少し休んでから空身になって小屋の後ろ手から水晶岳へ向かう。
 12時30分、山頂(2977m)に到着。その場にいた人に頼んで、記念の一枚を撮ってもらう。360度の大展望、赤牛岳へ延びた稜線がはるかに見える。堂々とした風格の薬師岳、黒部湖から立ち上がる立山の峰々、剱岳も姿を見せている。その見渡す限りの山々の、言葉にできないほどの雄大な眺めから感銘を受ける。北アルプス真ただ中といった山頂には大勢の登山者が思い思いに休んでいる。山頂での展望を十分に楽しんでから腰を上げ、来た道を小屋まで引き返した。

赤牛岳(2864m)黒部湖から水晶岳へと続く読売新道の中間点に位置する。たおやかな山稜が印象的。

山歩きの記録

あんな山、こんな山。自分が歩いた山歩きの散文です。Webサイトのヤマレコにも「sanpooyaji」として登録して山歩きの記録を載せています。

●2021.11.27 今度は大山バリエーションルート

2021年11月27日(土)晴れ
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 今回はずーっと歩いてみたいと思っていたカンスコロバシ沢右岸尾根を登りに、大山北尾根を乗り越して石尊沢左岸尾根(通称ネクタイ尾根)で唐沢峠まで下り、前回少し迷った梅ノ木尾根に進んで、大沢分岐からは弁天御髪尾根で広沢寺温泉方面へとルートをとった。
 今回は経路がほぼ破線ルートなので多少の不安はあったものの、(慢心はいけないが)自分的には拍子抜けするくらいの明瞭な歩きとなった。一度だけネクタイ尾根で狭い尾根に引きずりこまれてしまったけれど、ロスタイムにならないくらいの時間で元に戻ることができた。何かおかしいなと思った時点で、失敗を恐れずに引き返すことが必要だと改めて思った。
 梅ノ木尾根を通ろうと思ったのは前回のルートの逸脱の原因を確かめたかったから。尾根に入ってすぐに理由がわかった。下りで尾根を変えるため左に曲がらないといけないところを足の勢いそのままに右の方へ行ってしまったのが原因。確かに侵入不可の板が渡してあったが、その板が機能していなかったんだと思う。自分で改めて木の板を縦にして、侵入してはいけないメッセージにしてみた。それでも月日がたつと板も倒れてしまうんだろう。
 いずれにしても秋の好天の山行は気持ちが良い。下るに従って風も多少強くなったが、寒さを感じるようなシチュエーションにはならなかった。秋の好日、大満足の一日が終わった。

山行行程
寿駅8時40分→取付き8時57分→分岐9時16分→109号鉄塔9時27分→108号鉄塔9時58分→府戸尾根分岐10時45分→稜線鉄塔10時54分/58分→木無山12時11分→展望地12時15分/54分→開運山13時12分/46分→御巣鷹山13時40分→北口登山道口13時47分→白竜の滝14時31分→七福の滝14時57分→大滝15時06分→北口登山道取付き15時55分→けいごや橋16時13分→バス停16時17分

●2021.1113 大山三峰バリエーションルートへ

2021年11月13日(土)晴れ
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 昨年の山行より365日ぶりの山行となった。昨年も山行の間隔がコロナによって空いてしまったが、それ以上。この2年間に山に行けたのは3回のみ、山は逃げないと言われるが、確実に年齢は逃げていく。
 今回は登りに宝尾根のルート、下りを梅ノ木尾根にとった。破線ルートなので、多少の不安はあったが、少し冒険的な山歩きをしたくなったので今回ルートを選んだ。
 やはりというか、今回もルート外しをしてしまった。1回目は 梅ノ木尾根の下り直後の間違い。尾根を盲目的に下りすぎてしまい、同じように下っていた人たちに遭遇。単独の人が携帯のGPSを使用して正しいルートを探し出してくれたので、進むべきルートに戻ることが出来た。
 2回目のルート外しは巻道のようになっていた箇所をなんの疑問にも思わず、赤テープに導かれてしまったために起きてしまった。この辺りの赤テープは林業関係のものが多いなと思っていたにもかかわらずに。結果的には頭に浮かんだ「はてな」感があって、少し汗をかいたが登り返せたて良かった。あのまま下り切ってしまっていたらと思うと冷や汗もの、やっぱり大反省です。
 次回以降からはもっと注意深く歩こう。そうは言っても、秋の好天の山行は気持ちが良い。心配していた風もさほど強くなかったし、気温もそれほど低くならなかった。秋の好日、満足の一日でした。


山行行程
煤ガ谷バス停7時32分→(16)→公衆トイレ7時48分/52分→(18)→取り付き8時10分→(1.43)→777M圏9時53分→(34)→七沢山10時27分→(16)→大山三峰山10時43分/11時12分→(60)→唐沢峠12時12分/25分→(15)→梅ノ木尾根入り口12時40分→(55)→大沢分岐13時35分→(45)→ニノ沢ノ頭14時20分→(14)→浄発願寺奥の院分岐14時34分/51分→(19)→浄発願寺奥の院15時10分→(8)→日向林道取り付き15時18分→(22)→日向薬師バス停15時40分

●2020.11.14 鍋嵐山を越えて

2017年9月9日(土)曇
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 結果から言えば、迷いと足攣りの秋日和の山行。前回山行から約9ヶ月ぶりの山歩き、コロナによって随分と間隔が空いてしまった。今回は鍋嵐山から黒岩方面に向かう。結果的には地図読みコースにもかかわらず、一切体力を顧みなかったので未知のコースは途中まで。日は暮れだして、暗い道を下山してきた。それもバス時間に間に合わせる為に必死になって。ぎりぎり間に合ったけれど、やっぱり余裕を持った山歩きにしないといけないと痛切に反省。
 鍋嵐山までは何回か通ったことがあるのでその先、黒岩へ下る。前回不明だった鍋嵐山から720メートル峰(雁腹山)へ向かう下り口をようやく見つけることができた。始めは少し北側に降り過ぎてしまったけれど、もとに戻るようにして下って行く。 
 それにしても茫洋とした山で、どうにでも歩けちゃうんだけど、鹿よけ柵が邪魔をして川岸までたどり着けなかった。うろうろと歩き回って、ようやく鹿よけ柵のやぶれから黒岩方面に進むことができた。その後は赤テープに導かれ林道まで上がることができた。
 予定では林道を進んでからその後、大山三峰に登ろうとした小唐沢橋脇からの未知のコースは自分には荷が重かったようだ。等高線のつまりがあれ程の急斜面であったのかと実感できた。何しろ120メートルほど上がるだけで30分もかかるなんて想像もしなかったし、下るのにもあれ程時間がかかるなんて思ってもみなかった。だいぶ反省です。
 今回も反省ばかりになってしまったけれど、地図読み、ルートを探す力とその場所を特定できる判断力をつけないといけないと改めて思い知りました。ただ、そうは言っても秋の天気が良い日の山行は気持ちが上々。気持ちのいい汗をかきました。

山行行程
土山峠7時52分→(4)→林道取り付き7時56分(26)→林道終点8時22分/35分→(1:11)→能ノ爪9時46分→(36)→鍋嵐山10時31分/47分→(40)→720M峰(雁腹山)11時27分→(36)→唐沢川右岸12時03分/27分→(9)→黒岩12時36分→(20)→唐沢林道12時56分→(26)→小唐沢橋13時22分/27分→(44)→560m地点14時11分→(26)→小唐沢橋14時44分→(54)→物見隧道15時38分→(44)→物見峠15時52分/16時00分→(56)→最終ベンチ16時20分/22分→(42)→煤ガ谷バス停17時04分

●2020.0103 今年の正月山行は二子山〜伊豆ヶ岳

2020年1月3日(木)晴れ
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 正月山行は13年間三ツ峠山に登っていたのを変更して、今年の干支「ねずみ」にちなんで「子の権現」に初詣を兼ねて行って来た。
 芦ヶ久保駅から二子山へ、甲仁田山を経由して一旦松枝地区に降り、「関東ふれあいの道」の稜線まで登り返し、伊豆ヶ岳を経由して「子の権現」に向かうコース。
 甲仁田山からの下りで、予定していたコースを外れてしまい、車道に降りた時に現在地がわからずボーゼンとした。現在地が分らず、尾根筋をたどっただけの降り方に猛省。地図時片手に降りてきていたのに、日頃の地図読みの勉強も役に立たなかった。これが、もっと山深いところだったらと思うと冷や汗もの。もう少し、特に下りの目配りやコンパス使いをもっと向上させないといずれ大きな事故になってしまう。ただただ反省。現在地を知る上で、グーグルマップを活用することができたことはラッキーで、事なきを得ることができた。たまにしか持っていかないタブレットが役に立った。今後の日帰り山行には必携か?
 また「関東ふれあいの道」の稜線までへ登り返しの際、登山道外を歩いていたので、鹿撃ちのハンターさんに遭遇。思わぬ登山者に先方もびっくり、迷惑をかけました。狩猟時期には要注意です。白いフリースを着ていて正解でした。
 また、やはり足攣りの洗礼を今年も受けて、痛い思いをしたけれど、なにはともあれ、今年初めての山行を「子の権現」詣で始め、今後の山行が無事に歩けますようにと願掛けできた事が今回、初山行の大きな収穫です。なにはともあれやっぱり、いつもながら思うけど山ってサイコーです!


山行行程
芦ヶ久保駅7時25分→(1:15)→二子山雌岳8時40分/43分→(5)→二子山雄岳8時48分/55分→(20)→甲仁田山9時15分→(42)→国道出合い9時57分→(26)→松枝橋10時23分→(40)→関東ふれあいの道稜線11時03分→(8)→正丸山11時11分→(12)→正丸峠11時23分/26分→(36)→五輪山12時02分/25分→(15)→伊豆ヶ岳12時40分/46分→(29)→古御岳13時05分→(31)→高畑山13時36分/40分→(47)→天目指峠14時27分→(44)→竹寺分岐15時11分→(6)→子の権現15時17分/27分→(12)→西吾野駅分岐15時39分→(54)→橋16時33分→(7)→西吾野駅16時40分

●20191109 大山北尾根〜長尾尾根〜新大日

2019年11月9日(土)曇りのち晴れ
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 山に行くことを前日に決めたので、以前歩いたコースで、通い慣れた大山へ。それでも12時を回ってしまい、眠れる時間がなくて焦った。それでも、翌日はパッチリと起きることができた。朝の天気予報がすっごく気になったが、雲は午前中に取れ、気持ちの良い小春日和の山行になった。ただし、以前歩いたとは言え体力はすでに衰え、ゼイゼイハーハーの繰り返し。長尾尾根の途中で足がつり、痛い思いもした。
 戸沢の林道に降り着いた時は薄暗くなっていたけれど、予定の時間。しかし、あそこまで暗くなることは予想していたこととは言え、反省。つるべ落としの日の短さを改めて知った山行となった。

山行行程
ヤビツ峠8時47分→(59)→表参道分岐9時46分→(10)→大山山頂9時56分/10時4分→(27)→西沢ノ頭10時32分→(33)→16号鉄塔911時05分→(1)→境沢ノ頭11時6分/12分→(33)→地獄沢橋11時45分/12時8分→(19)→吊り橋12時21分→(5)→丹沢ホーム12時26分→(38)→上ノ丸13時4分→(1:48)→札掛分岐14時52分→(33)→新大日15時14分/25分→(17)→政次郎尾根分岐15時42分→(1:12)→戸沢休憩舎16時54分→(17)→龍神の泉17時48分→(28)大倉バス停18時15分

●2019.0811-14 南アルプス白峰南嶺縦走

2019年8月11日(日)~14日(水)
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 14年前、白峰三山を縦走した時に立ち寄れなかった広河内岳。ノドにささった骨のようで気になっていたことを、今回は笹山(黒河内岳)から登ってみることに。
 笹山までは気の遠くなるような登りにあえぎ、その先からはハイマツに両腕を傷つけられ、広い稜線ではガスに巻かれ、足はガクガク。ようやく広河内岳の山頂に到着した時はホッとした気持ちでいっぱい。これでノドの骨はキレイさっぱり落ちたようです。仰向けに寝転んで、ゆったりと真っ白な空を見ていた。
 台風が近づいているので林道が閉鎖になるかもしれませんと聞いてから、ここは無理せず最短のコースに切り替えた。当初は間ノ岳から三峰岳へ回って、塩見岳から三伏峠へ向かう予定だったが、北岳山荘から広河原へ降るコースに切り替えた。自然の猛威と体力の衰えには勝てないから。
予定より1日早く帰路についた。帰ってから台風のニュースを見るたびムリせずよかったと思った。これからも末長く登れますようにと。

山行行程
11日
奈良田バス停13時30分→笹山登山口13時51分/54分→送水管上14時15分→水場入口16時43分→1800m地点17時32分
12日
1800m地点06時05分→2256m地点07時05分→笹山南峰09時14分/31分→笹山北峰09時40分/48分→白河内岳11時42分/53分→大籠岳12時53分/58分→広河内岳15時27分/47分→2800m付近16時00分
13日
2800m付近06時47分→大門沢下降点06時57分/59分→農鳥岳07時53分/08時02分→西農鳥岳08時54分/58分→農鳥小屋09時36分/10時42分→間ノ岳12時33分/51分→中白根山13時50分→北岳山荘14時24分
14日
北岳山荘06時20分→八本歯のコル07時28分→大樺沢二俣08時55分/09時10分→広河原山荘11時00分→広河原インフォメーションセンター11時05分

●2019.0504-05 難関コース天理岳から両神山

2019年5月4日(土)〜5日(日)
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 昨年のGWで坂本から両神山に登ったとき、出会った人から「天理岳からの登りもいいわよ」って言われたので、今回は天武将尾根を登りに使うことにした。
 天理岳までの登りは順調そのもの。ところが、奈良尾沢峠から気持ちよく歩いていたつもりが、天理岳山頂からの下りで尾ノ内渓谷へ向かうルートに入り込んでしまい、しばらく下ったのちに気がついて、なんとか分岐のところまで引き返すことに。タイムロスにして40分、さらなる深みにはまらず幸いだったが、登り返しがシンドかった〜。
 また、その迷っている最中に雷鳴が轟き始め、暗雲が立ち込め、生きた心地がしなかった。それでも幸運なことに、稜線に立った頃には太陽も顔を出し、ひと心地つくことができた。大雨に降られることもなく、まあまあな初日。清滝のテント場にツェルトを張って泊まった。
 翌5日は朝から快晴。一度、両神山に登ってから梵天尾根を進んだ。アカヤシオの花が目に優しく、気持ちよく歩けた。多少のアップダウンは仕方ないけど、白井差峠からスギ林の下りには少し閉口。2回ほど休みを入れ、疲れた足を引きずって中双里バス停に降り立つことができた。
 両神山は昨年に続き、今回で3回目。まだまだ甘いぜと言われたような山歩き。幸いにして、芍薬甘草湯は持参していたが、いつもように起こるこむら返りがまったく起こらず、胸をなでおろした。

山行行程
4日
日向大谷9時00分→奈良尾沢峠9時31分/33分→天理岳11時14分/32分→(約40分間のロス)→前東岳15時27分→両神山剣ヶ峰15時53分/16時01分→両神神社16時26分→横岩16時37分→七滝沢分岐16時56分→清滝小屋17時03分
5日
清滝小屋6時55分→両神神社7時39分→両神山剣ヶ峰8時06分/28分→梵天尾根分岐8時33分→ミヨシ岩9時34分/42分→大峠10時12分/21分→梵天ノ頭10時59分/11時19分→白井差峠12時03分/24分→中双里バス停13時44分

●2019.0406 バリエーションルートで歩く宮ヶ瀬〜本間ノ頭周回

2019年4月6日(土)晴れ
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 3ヶ月ぶりに山歩きに出かけることができた。本当は3月17日に行く予定にしていたコース。宮ヶ瀬湖から本間ノ頭を周回して宮ヶ瀬湖に戻る予定だったが、御殿森ノ頭を過ぎた先の分岐を見逃してしまい。三叉路近くの車道に降り立って、初めて分岐をやり過ごしとことに気がついたというボケボケ。途中で声かけした女性の方に宮ヶ瀬まで行くと言いながら、今回で3回目の宮の平バス停に向かった。
 いつものように両足がつるというアクシデントも、だまし、だまし歩いてこれたけど、分岐を見過ごしてしったことに大反省。いつものことながらボケボケ、バテバテ山行となった。

山行行程
宮ヶ瀬バス停7時55分→(1:58)→早戸川林道入り口8時05分→(1:05)→取り付き8時40分→(27)→32号鉄塔9時14分/16分→(1:05)→六百沢ノ頭9時53分→(27)→栂立ノ頭10時20分/30分→(1:13)→鐘沢ノ頭11時55分→(19)→本間ノ頭12時10分/35分→(900メートル付近にて20分休憩)→松小屋ノ頭13時48分→(19)→金冷やし14時2分→(1:10)→高畑山14時22分/27分→(33)→御殿森ノ頭16時52分→(17)→三叉路17時25分→(17)→宮の平バス停17時30分

2019.0102 正月山行は例年通り三ツ峠(開運)山で!

2019年1月2日(水)晴れ
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 今回は笹子駅から角研山へ直接登る、3年前と同じコースを辿った。寒さのためレインスーツは取り付きから羽織った。それでも時折吹く風に寒さを感じた。
 昨年6月くらいから生田緑地での上り下りのトレーニングを再開して、多少の体力をつけたつもりだったけど、予定していたタイムスケジュールからは離れた数字となってしまった。まだまだと感じつつ、年齢のことも考えて今後の山行タイムを考えていきたい。また、当初は三ツ峠山から府戸尾根を歩いて浅間神社に降りる予定だったのが、左膝の痛みで、最短で駅に降りることのできる表登山道に変更。膝痛も重なってタイムは大幅にオーバーしてしまった。
 三ツ峠グリーンセンターへは寄らずに行こうかと思っていたけれど、やはり汗で濡れたシャツをそのまま着ていくのも気持ち悪いので一浴した。
 しんどさや、膝痛などあったけど、それでも、歩き通せた思いは感動もので、いつもながら思うけど山ってサイコー!

山行行程
笹子駅7時35分→(1:58)→角研山9時33分/35分→(1:05)→本社ヶ丸10時40分/10時49分→(27)→清八山11時16分/18分→(27)→大幡山11時45分→(1:13)→御巣鷹山12時58分/13時30分→(19)→開運山13時49分/56分→(50/屏風岩にて5分休憩)→八十八大師14時49分/14時52分→(1:10)→達磨石16時02分→(33)→三ツ峠グリーンセンター16時35分/17時55分→(17)→三ツ峠駅18時12分